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日本語ツイート全てが分析対象 「BuzzFinder」でリアルタイムに口コミウォッチWeb&モバイル マーケティング EXPO

» 2013年05月08日 18時01分 公開
[ITmedia]

 5月8〜10日に開かれる展示会「2013 Japan IT Week」(東京ビッグサイト)の1イベント「Web&モバイル マーケティング EXPO」で、NTTコミュニケーションズはTwitterやブログのリアルタイム分析ツール「BuzzFinder」を展示している。

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 「BuzzFinder」はTwitterやブログに投稿された内容をキーワードで検索できるツール。同社は昨年10月に米Twitterと提携し、ツイート全量データを取得できる「Firehose API」の使用契約を結んでいる。

 15分ごとというほぼリアルタイムに近いタイムスパンで、指定した条件に合うツイート数を算出する。検索条件はand/orで細かくキーワード指定することが可能。性別や年代、職業などの属性情報を表示するほか、独自の辞書と照らし合わせることで発言のポジティブ・ネガティブ分析も行う。

photophoto 属性分析とポジネガ分析

 オプションメニューとして、ツイート数が著しく多くなった場合にメールで通知するアラート機能を備える。時間帯や直近の増加傾向、普段の平均値などを考慮し、自動で閾値を設定する。通知の頻度や具体的な実数を指定することもできる。

 マーケティングツールとして商品や企業の言及数や評価を調べたり、アラート機能を活用し、風評被害や炎上対策として導入されている例が多いとのこと。現在はリアルタイムのツイート取得だが、今後は抱えているデータの量を生かし、過去に遡って分析する機能なども実装していく予定という。

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