京都大学は5月21日、非営利のオープンソース教育プラットフォーム「edX」に、日本の大学として初めて参加し、講義を無料公開すると発表した。
edXは、米ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)が昨年5月に共同で設立したプラットフォーム。両大学のほかカナダのトロント大学、中国の北京大学、韓国のソウル大学など世界のトップ27大学が参加している。
京大は「KyotoUx」として参加。まずは、上杉志成・物質-細胞統合システム拠点副拠点長による講義「生命の化学: Chemistry of Life」を来春から配信する予定で、今夏から受講の募集を始める。
東京大学は2月、大学講義のオンライン公開事業を展開する米Courseraと協定を結び、今秋をめどにオンライン講座配信の実証実験を行うと発表している。
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