米Microsoftは6月26日(現地時間)、来年発売予定の次世代「Kinect for Windows」センサーの開発者プログラム「Kinect for Windows developer kit program」への参加受付ページを開設した。参加費用は399ドル。
同プログラムに参加すると、11月にプレリリース版のセンサーとSDKを、正式版発売時に正式版のセンサーとファームウェアを入手できる。APIやサンプル文書にもアクセスでき、開発者コミュニティーにも参加できる。
申し込みの締め切りは7月31日で、当選者への通知は8月中の予定。
Microsoftは、参加枠は非常に限られており、新センサーへの需要は既に高まっているため、早めに申し込むことを勧めている。エントリーシートには、どのようなアプリを開発する予定なのか、なぜプログラムに参加したいのかをアピールする欄が設けられている。
次世代Kinect for Windowsは、5月に発表された次世代ゲーム機「Xbox One」付属のKinectと同等の機能を搭載したものになる。カメラやセンサーの精度が上がり、視野角が広がった他、新たに赤外線機能を搭載したことにより、開発者は従来より柔軟なビジネス向けシステムを構築できるという。
9月に公開を予定しているKinect for Windows SDKのバージョン1.8では、バックグラウンドでのリアルタイムのユーザー抽出、HTML5/JavaScriptによるデスクトップアプリ開発、「Kinect Fusion」でのカラーデータの取り込みなどが可能になる。
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