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アニメ「リトルウィッチアカデミア」続編の資金募集、1日で目標15万ドル達成 Kickstarterで

» 2013年07月09日 17時11分 公開
[ITmedia]
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 文化庁若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ2013」参加作品として3月に公開され、YouTubeで70万回以上再生された短編アニメ「リトルウィッチアカデミア」続編の製作資金を募るプロジェクトが、米国のクラウドファインディングサイト「Kickstarter」で7月8日に始まり、15万ドルの目標額を1日で達成した。

 リトルウィッチアカデミアは、ガイナックス出身で「天元突破グレンラガン」副監督などを務めた大塚雅彦氏が社長を務めるトリガーが製作した25分の短編。ガイナックス出身の吉成曜氏が監督を、大塚氏が脚本を担当。魔法の魅力にとりつかれて魔法学校に入学した少女が、学校崩壊の危機に立ち向かう――というストーリーだ。

 この4月、YouTubeで日本語音声と英語字幕で公開したところ、「非常に驚いたことに」(大塚氏)、英語のコメントが多数付くなど海外でも大きく評価された。「海外からは『Kickstarterでやってください』というコメントをよくもらった。Kickstarterについて調べると、作る側はよりよい作品にするチャンスがあり、ファンは直接製作に参加できる。相互に利益があるすごいシステムだと思う」――大塚氏はKickstarterで公開したプロジェクト動画で話している。

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 続編は20分の長さを想定した予算で製作中だが、Kickstarterではさらに15分か、それ以上延長するための資金を募集。支援は1ドルから受け付け。20ドル以上なら同作品のSD画質の動画をダウンロードする権利などが、50ドル以上なら同作品のBlu-ray Discとアートブックがもらえるなど、支援額によって異なる特典を用意している。

 最高額となる1万ドル支援の特典(3人限定)は、トリガーの社屋を訪問してスタッフと食事をしたり、同社の親会社でCGスタジオ・サンジゲンなどを傘下に持つウルトラスーパーピクチャーズ、フィギュアメーカーのグッドスマイルカンパニーなど関連会社を訪問できる(2日間の宿泊付き)というもの。全特典の中で最も速く売り切れた。

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