「楽天市場」でのユーザーの閲覧履歴などを基に、関連する商品の広告をニュースサイトやブログなどに表示する楽天のリターゲティング広告で、身に覚えのない下着などの広告が表示されるケースがあり、「セクシーすぎて困る」などと7月中旬ごろから一部のネットユーザーが困惑していた。
楽天は、「閲覧履歴にかかわらず、楽天市場の売れ筋商品が表示されていた」と説明。ユーザーからの指摘を受け、問題の広告が表示されないよう22日までに対応したという。
楽天の広報担当者によると、外部サイトに表示される楽天のリターゲティング広告は、(1)「楽天市場」でユーザーが過去に閲覧した商品を基にターゲティングした広告と、(2)楽天市場全体の売れ筋商品の広告――の2種類あり、今回表示されていた下着などの広告は後者という。
リターゲティング広告に表示される画像について同社は、規約に則り、不快なものがないかパトロールしていると説明。ユーザーから「画像が不快」など意見が寄せられた広告については個別に対応しており、今回問題になった下着などの商品画像についても、広告に表示されないよう22日までに対処したという。
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