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Google、Windowsアプリからもクラウドプリントを可能に

» 2013年07月23日 19時43分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは7月22日(現地時間)、クラウド印刷サービス「Google Cloud Print」(β版)の幾つかの新機能を発表した。

URLによるプリンタの共有が可能に

 Google Cloud Print対応プリンタに一意のリンクを割り当てることで、このリンクを通知されたユーザーが自分のPCやモバイル端末からプリンタを使えるようになった。

 Google Cloud Printの[印刷設定を管理]→[プリンタ]に追加された[共有]ボタンで設定する。

 print 1

 自分がオーナーのプリンタを選択して[共有]をクリックすると共有設定画面になり、非公開を「変更」すると以下の画面になる。

 print 2

 ここで「リンクを知っているユーザーがプリンタにアクセスできます」を選択して[保存]をクリックすると共有用のリンクが生成される。デフォルトではこのリンクを利用してプリントできる枚数は1日当たり15ページの上限が設定されているが、この枚数は変更できる(無制限にすることも可能)。

 print 3

 リンクを受け取ったユーザーは、このリンクをWebブラウザなどで開くと、[Add Printer]ボタンが表示され、これをクリックすれば印刷できるようになる。

Windowsアプリケーションからも使えるように

 Google Print DriveをインストールすればWindowsのアプリケーションからもクラウドプリンタを選択できるようになった。例えばAdobe Readerなどで印刷できる。Windows 7/Vista/XPに対応。

 print 4

Windowsサービス版

 Windowsサービスの「Google Cloud Print Service」も登場した。企業や学校の管理者は、同サービスをインストールすることで既存のプリンタをGoogle Cloud Printのプリンタとして使えるようにできる。

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