米Amazon.comは9月25日(現地時間)、Androidタブレットの新シリーズ「Kindle Fire HDX」と、「Kindle Fire HD」の新モデルを発表した。「HDX」は7インチモデルが1920×1200ピクセル、8.9インチモデルが2560×1600ピクセルと高解像度ディスプレイを搭載する。
Fire HDXの7インチモデルは229ドルで10月18日の発売。4G(LTE)モデルは329ドルで11月14日の発売。
Fire HDXの8.9インチモデルは379ドルで11月7日の発売。4G(LTE)モデルは479ドルで12月10日の発売。
新Fire HDは139ドルで10月2日の発売だ。
Fire HDXは、Kindle Fireシリーズの第三世代という位置付けで、Androidベースの「Fire OS」の最新バージョン(バージョン3.0)を搭載する。
ディスプレイの解像度は7インチが1920×1200ピクセル(323ppi)、8.9インチが2560×1600ピクセル(339ppi)で、プロセッサはいずれもSnapdragon 800(2.2GHzクアッドコア)を搭載する。RAMは2Gバイト、ストレージは16/32/64Gバイトが用意されている。Wi-FiのみのモデルとLTEモデルがある(米国ではAT&TとVerizonのネットワークのいずれかを利用可能)。
8.9インチモデルは、マグネシウムの一体型筐体で、8.9インチのKindle Fire HDよりも34%軽量化したという。バッテリー持続時間は12時間。
また、別売アクセサリーとして磁石で脱着できる「折り紙スタイル」のカバーが用意された。折り曲げることで、端末を縦横いずれの方向でも立てることができる。
新しいKindle Fire HDは、先代(199ドル)よりさらに安い139ドルから。先代と同じ7インチ(解像度は1280×800ピクセル、216ppi)で、ストレージは8Gバイトか16Gバイト。プロセッサは1.5GHzデュアルコアで、Fire HDXと同様にFireOS 3.0を搭載する。こちらにもOrigamiカバーを装着できる。
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