米新興企業Ankiは10月16日(現地時間)、ロボティクスとAI(人工知能)技術を採用したカーレースゲーム「Anki Drive」を発表した。今年のWWDCでデモが披露されたものだ。米国とカナダのApple Store(オンラインおよび実店舗)で23日に発売する。価格は2台の車とレース用のシートなどのセットで199ドル。1台69ドルの車を追加できる。
付属の約1×2.6メートルのシート(=レーストラック)上でスピードを競う。車は無料のiOSアプリをインストールしたiPhone、iPad、iPod touchをリモコンにして操作する。リモコンはBluetoothで接続(BTLEに対応)し、方向転換などを指示する。
4種類の車にはそれぞれの特徴があり、後から有料のアドオンを追加することで車をチューンナップすることも可能だ。各車は約8分で充電でき、1回の充電で20分遊べる。
Ankiは2010年創業のサンフランシスコに拠点を置く新興企業。大手VCのAndreessen HorowitzやIndex Venturesなどが出資している。Anki Driveは同社の最初の製品だ。Ankiは日本語の「暗記」からとったとしており、ロボティクスやAIの技術を使った消費者向けの製品を提供していくという。
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