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ファイル共有コラボツール「Box」が日本展開を強化

» 2013年10月23日 15時15分 公開
[ITmedia]

 クラウド型のファイル共有/コラボレーションサービス「Box」の国内販売代理店であるマクニカネットワークスは10月23日、SalesforceのリセラーであるコムチュアマーケティングとBoxの販売パートナー契約を締結したと発表した。コムチュアは今後、BoxとSalesforceの連携支援サービスを提供していく。

 「Box for Business」「Box for Enterprise」は、ファイル共有機能をベースとした法人向けコラボレーションサービス。メンバー間で最新ファイルを共有したり、ファイルにコメントや「いいね!」を付けてやり取りできるほか、ドキュメントの共同編集機能なども搭載。ファイルの暗号化やアクセス権限の設定といった各種セキュリティ機能も備えている。

 開発者向けにAPIとSDKを無償公開しており、ユーザーはMicrosoft OfficeやGoogle Appsといった外部サービスとBoxを連携させて利用できる。例えばSalesforceシステムと連携させる場合、Salesforce内の顧客情報とBox内の各種ファイルをひも付けて管理できるようになるという。

 コムチュアは今後、自社の顧客であるSalesforceユーザーに向けてBoxを販売するほか、BoxとSalesforceシステムの連携支援サービスを提供していく。ユーザーは、Salesforceシステムの画面内にBoxのコンソールを埋め込んでシームレスに利用できるという。

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