米LinkedInは10月23日(現地時間)、iPhoneのメールアプリで受信するメールに、送信者のLinkedInプロフィールのデータを自動的に挿入するサービス「LinkedIn Intro」を発表した。iPhoneで特設ページにアクセスするとインストールできる。
iPhoneでLinkedIn Introにメールアドレスを登録すると、そのアドレスで受信したメールの送信者名の下にLinkedInのプロフィールが写真付きで表示される(送信者がLinkedInの会員である場合)。
このプロフィールをタップすると、メールの画面のままさらに詳しい情報を表示できる。また、送信者が自分のLinkedInに登録しているブログやTwitter、Facebookへのリンクも表示されるので、それをタップすればWebブラウザでそれらを開くことも可能だ。
例えば未知の相手から仕事のオファーメールが届いた場合、LinkedInのプロフィールをその場で確認できれば便利だろう。
送信者がプロフィールを変更すると、24時間前までの変更であればメールにも反映される。
LinkedInによると、メールの半数以上はモバイル端末で読まれているという。Introは、現在はiPhoneで受信するGmail、Google Apps、Yahoo! Mail、AOL Mail、iCloudでのみ利用可能で、iPadでも利用できない。LinkedInは今後、対応プラットフォームを拡大していくとしている。
設定方法は以下の通り。
以上で、登録したアドレスで受信したメールを開くと、相手がLinkedInにプロフィールを公開している場合のみ、プロフィールが表示される。なお、同じメールをiPhone以外で開いた場合はプロフィールは表示されない。
LinkedIn Introは、同社が昨年買収したRapportiveの技術と米Appleが提供している「Configuration Profile」を組み合わせて構築したという。GmailとGoogle Appsのアカウントで利用する場合はOAuthを経由する。同社はIntroの仕組みを公式ブログで説明している。
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