米Microsoftは11月7日(現地時間)、Windows 7向けWebブラウザ最新版「Internet Explorer(IE) 11」をリリースしたと発表した。Windowsのページからダウンロードできる。自動アップデートに設定しているユーザーの場合は、数週間中にアップデートされる見込みだ。
開発者版と9月にリリースされたプレビュー版のユーザーも自動アップデートの対象だ。
IE 11は、10月18日にリリースされた「Windows 8.1」に搭載されたWebブラウザ。Windows 7版は、Windows 8.1版のすべての機能をサポートするわけではないが、Windows 8.1版と同様のページ読み込み速度、HTML5ベースの次世代Webサイトのサポートを実現するとしている(IE 11の新機能については別記事を参照のこと)。
Windows 8.1にあって、Windows 7版にない機能は、無制限に開けるタブ、米Googleのデータ圧縮技術「SPDY」、最新のメディアストリーミング標準であるMSE(Media Source Extensions)とEME(Encrypted Media Extensions )など。また、Windows 8.1のIE11ではHTML5動画をプラグインなしで再生できるが、Windows 7版ではできない。この他、Windows 8.1のユーザーインタフェースと統合されている機能は利用できない。
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