イオンとソフトバンクテレコム、ヤフーは11月20日、実店舗とインターネットを連携させたサービスを強化すると発表した。12月20日オープンの「イオン幕張新都心店」店内で無料の公衆無線LANサービスを展開するほか、店内でタブレットの貸し出しなどを行う。
ソフトバンクテレコムと協力し、店内で公衆無線LANを無料で利用できる「イオンWi-Fi」を展開。幕張新都心店を皮切りに、グループのスーパーマーケットに順次、展開する予定だ。
幕張新都心店店内に、タブレット端末「Atouch Ru*Run」(エー・タッチ・ルルン)を40台設置。店舗に置いていない商品を取り寄せ、店頭か自宅で受け取れる「タッチ・ゲット」サービスを開始するほか、店内でAtouch Ru*Runの貸し出しサービスも実施し、電子書籍やレシピの閲覧などが店内の好きな場所で可能になる。
Atouch Ru*Runのサービスは今後、グループのほかの店舗に広げるほか、顧客のPCやスマートフォンでも利用できるよう対応していく。
スマートフォンからWAONの買物・チャージ履歴紹介やポイント残高の確認などができる「WAONサービスアプリ」も提供するほか、「イオンお買い物」アプリの新機能として、スマートフォンのカメラを商品POPにかざすだけでレシピが表示されるサービス「撮って!インフォ」(仮称)も始める。
Yahoo!JAPAN上で集客した顧客にクーポンを配布し、実店舗に誘導するO2O(Online to Offline)サービス「ウルトラ集客」(イオンなど460店舗で導入済み)との連動も強化。店内の「ハッピーゲート」からクーポンを受け取り、顧客が特典を受けられるサービス始める。
イオンは「Yahoo!ショッピング」にも積極的に参加。より多くの顧客に「トップバリュ」商品の拡販をするほか、実店舗との連動企画を行うという。
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