スマートフォンやタブレットの分解リポートで人気の米iFixitは12月19日(現地時間)、米Valveが300台限定で無償提供した「Steam Machine」のプロトタイプを獲得して分解し、リポートを公開した。
Steam Machineは、PCゲーム配信システム「Steam」で知られる米Valveが9月に発表したゲーム専用OS「SteamOS」を搭載するゲームコンソール。2014年に複数のハードウェアメーカーから多様なスペックの端末が発売される見込みだ。
iFixitが入手したプロトタイプは、プロセッサはIntel Core i5(3.2GHz)、グラフィックスカードは3GバイトのVRAMを搭載するZotac GeForce 780で、Seagateの1TバイトSSDと16GバイトのRAMを搭載する。
iFixitの試算では、部品コストだけで1300ドルに上るという。
Valveは、プロトタイプには何種類かあり、いずれもハイエンドだが、実際に発売される製品の価格帯は幅広くなるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR