「まだAppleの株価が468ドルだった8月13日に同社の株を大量に買ったとツイートしたが、われわれは現在も非常に簡単に同社株式を購入している」「この2週間でAppleの株式を5億ドル買い増し、保有総額は昨日30億ドルを超えた」──。“物言う投資家”として知られるカール・アイカーン氏は1月22日(現地時間)、公式Twitterアカウントでこうツイートした。
同氏はこれらのツイートの数分後には「Appleの取締役会は、自社株買いの拡大を実施しないことで株主らに甚大な損失を与えている」ともツイートした。
アイカーン氏の保有株式はApple全体の1%にも満たない。
同氏は昨年10月、Appleのティム・クックCEOと会食し、1500億ドル規模の自社株買いを「強く推奨した(push hard)」とツイートしたが、今のところAppleからは自社株買いの拡大についての発表はない。
Appleは昨年5月、向こう3年間で総額1000億ドルの株主還元を実施すると発表している。
変更履歴:当初、アイカーン氏の「no-brainer」という発言をAppleに対する表現のように誤訳していましたが、CNBCのインタビューなどで確認して修正しました。大変失礼しました。[2014/1/23 10:40]
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