1月30日の東京株式市場で、任天堂(東証1部)の株価が前日比555円安(-4.31%)の1万2325円に下落した。前日発表した最大1250億円の自社株買いを好感して取引開始直後に急上昇したが、午前に開かれた経営方針説明会の内容が伝わると急落した。
経営方針説明会で、岩田聡社長はスマートデバイス向けアプリを年内に提供する方針を掲げたが、アプリはあくまでゲームに触れる入り口として想定し、「『ハード・ソフト一体型のビデオゲーム専用機プラットフォームを経営の中核とすること』は今後も変わらない」などと述べた。
取引開始直後は一時前日比で1000円近く上昇したが、経営方針説明会の内容が伝わると株価は一気に下落に転じ、その後は安値圏で推移した。
任天堂、スマホ向けアプリを年内に提供へ ゲーム移植は否定、専用機プラットフォームは堅持
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