新型の万能細胞「STAP細胞」を作製した理化学研究所の小保方晴子さんは1月31日、所属する「細胞リプログラミング研究ユニット」のWebサイトに、報道関係者に対し冷静な取材・報道を求める「お願い」を掲載した。「今がSTAP細胞研究の今後の発展にとって非常に大事な時期」として、過熱する報道陣に対し理解を求めている。
STAP細胞を発表した記者会見以降、「研究成果に関係のない報道が一人歩きしてしまい、研究活動に支障が出ている状況」。小保方さんや親族のプライバシーに関わる取材が過熱しており、友人や近所の住民にまで迷惑がかかっているとして「大変心苦しい毎日を送っております」という。
また「真実でない報道もあり、その対応に翻弄され、研究を遂行することが困難な状況になってしまいました」と、さまざまな報道への対応に忙殺されている様子。「STAP細胞研究の発展に向けた研究活動を長い目で見守っていただけますようよろしくお願いいたします」と、冷静な報道を求めている。
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