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Google、NASAのハンガーワンとモフェットフィールド飛行場管理権を獲得

» 2014年02月12日 13時42分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米航空宇宙局(NASA)と米連邦政府の一般調達局(GSA)は2月10日(現地時間)、現在NASAエイムズ研究所が管理しているモフェットフィールド飛行場と歴史的に著名な格納庫「ハンガーワン」を米不動産企業のPlanetary Venturesに貸与すると発表した。

 hangar 1 現在のハンガーワン(写真:NASA提供)

 発表文には明示されていないが、Planetary Venturesは米Googleの子会社。過去のNASAとPlanetary Venturesとの契約書(リンク先はPDF)には、保証人としてGoogleの社名が記載されている。

 google

 Planetary Venturesはこの契約に基いて、傷みの激しいハンガーワンを修復し、モフェットフィールドを政府、公共機関、私企業の航空機をサポートできる飛行場に改善・管理する。これにより、NASAは飛行場のメンテナンスコストを削減できるとしている。

 Googleは2008年からエイムズ研究所内にキャンパス用の土地を借りている他、2013年5月にはエイムズ研究所内にNASAと共同で量子コンピュータラボを立ち上げている。

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