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自治体初、“眼鏡の街”鯖江市がW3C加盟へ 「オープンデータ」推進で

» 2014年02月26日 15時29分 公開
[ITmedia]

 国産眼鏡の一大生産地として知られ、女子高生による街作りチーム「JK課」を設置したことでも話題を呼んだ福井県鯖江市が、Web技術の標準化団体「W3C」(World Wide Web Consortium)に全国の自治体で初めて参加する。

 鯖江市は、市が保有するデータをXML、RDFで公開する「オープンデータ戦略」を推進している。W3C加盟によって、“データシティ鯖江”を世界に発信するとともに、最先端の情報をいち早く入手し、オープンデータを一層推進するとしている。

 W3CにはIT関連企業や大学などが388の組織が加盟。国内ではNECや富士通、キヤノンなどが加盟している。W3C加盟社で、同市内に開発センターを置くjig.jpの福野泰介社長のブログによると、「データシティ鯖江」は福野さんの提案でスタートしたという。

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