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» 2014年03月03日 09時30分 公開

6秒で世界を笑顔に Vineで話題の「おもしろすぎるJK」の日常(2/3 ページ)

[山崎春奈,ITmedia]

うれしいのは気が合う友達ができたこと

photo 思わずくすっとしてしまう「あるある」ネタばかり

 幼いころから人を笑わせるのが好きで、学校の先生や友人、祖母や母、兄など身近な人の口調や仕草を次々ものまねしていた。声色や表情を変化させて複数のキャラクターを数秒ずつ演じ分けるおなじみのシリーズも、「こんなことあったよな〜、をこれまでの経験から引っ張り出して」作り上げているという。「考えすぎると思いつかない」と言いつつ「ネタがなくなるってことはないと思います」。

 多くの人に見てもらえること、数秒で笑ってもらえることはうれしいと話すが、有名になりたい欲や成り上がろうとする気持ちは特段ない。Vineを始めて一番よかったことは? という質問には、フォロワーが増えたことでも注目を浴びるようになったことでもなく「学校の外に同世代の気が合う友達ができたこと」と話す。

 「自分がVineに投稿するきっかけになった憧れの子も含めて数人のVine投稿者でLINEグループを作ってチャットしてるんです。話してるのはくだらないことで……キス顔や変顔の自撮りをお互いにあげたり。多分、面白いと思う感性が似てるんですよね。実際にオフラインで会ってる子も何人もいます。Vineを始めて、いい友達ができてよかったです」(大関さん)

“顔出し”は怖くない

 昨年相次いだ、コンビニや飲食店での不謹慎行為による炎上事件を筆頭に、スマートフォンやSNSの普及に伴う青少年のネット利用に関する事件も目立つ。大関さん自身は“顔出し”で動画を載せることには当初から抵抗や恐怖はなかったという。彼女のVine仲間も全員が顔を出している投稿者だ。

 「当然、特に親には伝えずに始めたんですけどいつのまにかバレてて。母や大学生の兄には『顔も名前も出して大丈夫なの?』って最初はかなり心配されました。でも、悪いことや危ないことはしていないし、見た人を笑わせているだけなので、問題になりようがないよなって。隠す必要を感じないというか……。誤解されそうなことは悪ふざけレベルでも絶対やめようって気持ちではいます。判断するのは自分じゃなくて見てる人じゃないですか。細かいことで言うと、屋外でも家の前でも場所が特定されるような場所では撮らない、とか自分ルールは決めてます。まぁ、引きこもって撮ってるとほとんど自分の部屋しか映らないんですけどね」

photo 「Subway Monkey」と題されたVineの人気動画の一例。地下鉄の天井の手すりにぶらさがっている

 海外ユーザーによるVineの人気動画の中には、動物や子どものほのぼのした動画、アイデアが光る一発ネタなどに並んで、電車内やスーパーマーケットでふざけたり、街中で通行人に過激なドッキリをしかけるなど迷惑行為寸前に見えるものもある。

 「そういうのが無邪気にLike(いいね)されて拡散してるのを見ると、海外とは温度感が違うなとは思います。お国柄なんですかね。Vine仲間とも『これ、日本だったらすぐ炎上するよね』とか話します。顔出し自体には怖さはないですが、お互いに気をつけてる感じはあるかも」

 Vineはもちろん、Twitterやツイキャスでも顔を出して発信しているため、買い物中に声をかけられたり、写真を頼まれることもあるという。同世代に大人気の彼女には、10万人以上いるフォロワーから「コラ画像」がよく送られている。「修学旅行中、寝顔が朝青龍に似てるって言われたって話を動画の中でしたら、私の顔を力士に当てはめたやつがたくさん来て。17歳女子に対してひどくないですか? ……いや、遊んでくれてうれしいんですけど!」

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