ローランドは3月4日、ダンスミュージック向け電子楽器の新ブランド「AIRA」(アイラ)を発表した。現在でも愛される名器を忠実にモデリングした上でチューンアップしたリズムマシン「TR-8」やベースシンセサイザー「TB-3」など4機種を3月以降発売する。
「TR-8」は往年のリズムマシンの名器「TR-808」/「TR-909」を精密にモデリングしつつ、ライブでのパフォーマンス性やPCとの連携などを図った。「オリジナルの回路図を持つローランドにしかできない、新しい形のTR」としている。
「TB-3」はベースシンセサイザーの名器「TB-303」を、アナログ回路の振る舞いのレベルまでモデリングする新技術「ACBテクノロジー」で精密にモデリングした上で現代の音楽シーンに対応させて再設計。さらにTB-303の仕様や操作性を見直し、最適なチューニングを施したという。
ボイストランスフォーマー「VT-3」、70年代に発売した「SYSTEM-700」「SYSTEM-100」の思想を受け継ぐ「SYSTEM-1」も発売する。SYSTEM-1は、ACBテクノロジーで再現されたソフトシンセをインストールして持ち運べる。
価格はオープン。「TR-8」「TB-3」「VT-3」は3月8日発売、「SYSTEM-1」は6月発売。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR