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“アンチソーシャル”アプリ「Cloak」登場ニアミス回避に便利

» 2014年03月20日 18時02分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 会いたくない知り合いが近くにいると警告してくれる“アンチソーシャル”なiPhoneアプリ「Cloak」が3月15日、App Storeに登場した。iOS 7以降に対応する。

 SNSの位置情報機能を利用しており、ユーザーはSNS上の知り合いの現在位置をマップで確認でき、設定した相手(つまり会いたくない知り合い)が近づくと警告してもらうことも可能だ。

 cloak 1 「リアル生活での匿名モード。元カレ(カノ)、同僚、話の長い人など、会いたくない人を避けよう」

 アプリをインストールして設定画面でSNSと連係させると、地図にSNSのでの知り合いの現在位置にプロフィール画像が表示される。

 cloak 2 左から、設定画面、設定画面その2(「Flag」を選ぶとその人が近くにいると警告する)、地図モード

 対応するSNSは今のところfoursquareとInstagramのみ。現在地は、foursquareの場合は最新チェックインに、Instagramの場合は最新投稿の位置情報に基づくものだ。ユーザー自身と相手がそれぞれサービスに位置情報を提供していることが前提になる。

 今後対応サービスを拡大していく計画だが、そもそも位置情報をオフにしているユーザーが多いTwitterをサポートする予定はないという。

 cloak 3 クリス・ベイカー氏

 Cloakは、米バイラルメディアBuzzFeedの元クリエイティブディレクター、クリス・ベイカー氏とプログラマーのブライアン・ムーア氏が共同で開発した。ベイカー氏はCloakの他に、Facebookのニュースフィードに友達が自分の赤ちゃんの写真を投稿するとそれを猫などの“ましな”画像に置き換えてくれる「Unbaby.me」というWebブラウザのプラグインなど、ソーシャル関連のひねったツールを幾つか公開している。

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