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Twitter、「リツイート」を「シェア」に改称か?

» 2014年03月27日 14時13分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは、誰かの投稿を共有する操作である「リツイート(RT)」の名称を「シェア」に変更するテストを行っているようだ。米国の複数のユーザーが3月26日(現地時間)、これまで「Retweet」だった部分が「Share」になったメニューの画面キャプチャーをツイートしている。

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 rt 2 現行の「リツイート」メニュー

 RTはユーザー名を表す@や特定のテーマについてのツイートに含める#(ハッシュタグ)などと同様に、初期ユーザーの間で自然発生し、Twitterが2010年に正式機能に取り入れたもので、Facebookの「シェア(共有)」に当たる。

 Twitterは昨年11月に株式公開したが、ユーザー数の伸びが停滞しており、同社のディック・コストロCEOは1月の業績発表で「新規ユーザーが簡単にTwitterを理解できるようにUIを改善」することで成長曲線を改善させると語った。

 同社は同日、4枚までの複数の画像をまとめてツイートできる機能と、Facebookのように写真に人をタグ付けする機能を追加した。

 Twitterは新機能の追加やデザイン変更の前に一部のユーザーを対象としたテストを実施することがよくある。今回もこうしたテストの1つのようだ。テスト段階で評判が悪ければ採用しないこともあるので、リツイートは存続するかもしれない。

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