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LINE事業の1〜3月期、売上高3.2倍の146億円

» 2014年05月08日 15時16分 公開
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 LINEが5月8日に発表した2014年1〜3月期の連結業績(監査未完了)は、売上高が前四半期比14%増の180億円だった。基幹事業であるメッセージ&音声通話アプリ「LINE」事業の売上高は同19%増(前年同期比3.2倍)の146億円となっている。

 LINEのユーザー数は4月1日に4億を突破。東南アジアやスペインなどに加え、現地企業と共同でマーケティングを展開したチリ、ベネズエラなど南米でも新規ユーザーが増加するなどグローバルで拡大しているという。

 ゲーム事業は「LINE:ディズニーツムツム」「LINE クッキーラン」など新規タイトルがヒットし、売り上げの増加に貢献。日本語、英語に加えタイ、台湾などで言語対応を拡大し、海外での売り上げも増加しているという。

 スタンプ事業はイタリア、フランスで現地人気キャラクターを起用するなど現地の文化に沿ったスタンプを提供するなどして売り上げが増加しているという。

 広告事業は、公式アカウントやスポンサードスタンプを導入する企業が世界で拡大。商品を購入したユーザーだけがスタンプをダウンロードできる「LINE マストバイ」の利用も広がっているという。

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