米Dropboxが、クラウド上でコンテンツを共有しながら会話できるメッセージングサービスを提供する米Droptalkを買収した。Droptalkが6月5日(現地時間)、公式ブログで発表した。
Droptalkは昨年起業したばかりでまだ製品はなく、Chrome拡張機能のβ版を昨年末に公開し、iOSおよびAndroidアプリを開発している段階だった。
サービスとしてのDroptalkを使うには、ユーザーはまず“会話”のページを開設してコンテンツを共有したい仲間を招待する。このページでは普通のメッセージングサービスのように会話ができる上、URLやWeb上の画像や動画をドラッグ&ドロップすることでコンテンツを共有できる。PDFなどのドキュメントの共有にも使える。
共有したコンテンツはクラウド上に保存され、新しいコンテンツが追加されると共有メンバーにプッシュ通知される。
Dropboxは現在、単なるクラウドストレージサービスから次の段階へのシフトに取り組んでおり、4月には写真管理サービスのLoomと、ドキュメント共有・共同編集ツールのHackPadを買収した。
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