「日本vsコロンビア株式会社」になります──「アイドルマスター」の楽曲などでおなじみの老舗レコード会社・日本コロムビアは6月23日が“社名変更”を発表した。サッカー・ワールドカップの日本-コロンビア戦を25日に控え、日本代表を応援する気持ちを社名にかけた。「日本の決勝トーナメント進出を願って、社員一丸、全力で応援していきます!!!」という。
同社に所属する歌手のクミコさんが、21日のライブで「日本-コロンビア」という対戦予定が「日本コロムビア」に似ていることに触れ、「サッカーは日本、レコード会社はコロムビアで」などと語ったのがきっかけ。同社がこれを早速実行に移した形だ。
同社は創業100年を超え、美空ひばりさんや島倉千代子さんらを輩出した老舗。一時「コロムビアミュージックエンタテインメント」に社名を変更したが、2010年に現社名に戻した。
正式社名は「日本コロムビア」。コロンビアとは「ム」と「ン」の違いがあるが、期間限定の社名では「日本VSコロンビア株式会社」と「ン」に変え、字体が特徴的なロゴも作成した。試合終了までの期間限定(登記上の正式社名はそのまま)だが、社名を変えるという奇策で日本代表にエールを送る。
“いいだしっぺ”のクミコさんは「わたしが軽い冗談のつもりでしゃべったことが、まさか本当になるなんて。たはは。コロムビアという会社のユーモアと度量の大きさに感心しています。こうしたことで、日本中が元気になれればうれしいです。サッカーは日本、音楽はコロムビアを応援してくださいね!」とコメントしている。
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