国内大手サービスを狙ったリスト型アカウントハッキングが相次いでいる。サイバーエージェントは6月24日、「Ameba」がリスト型アカウントハッキングを受け、3万8280件の不正ログインがあったと発表した。ユーザー情報の改ざんや個人情報の流出はないとしている。
不正ログインを受けたのは19日午後5時27分から23日午前8時26分。試行は229万3543回あったという。不正ログインを受けたIDのパスワードをリセットし、ユーザーにパスワード再設定を依頼している。
該当のユーザは、ニックネーム、メールアドレス、生年月日、居住地域、性別などの登録情報、仮想通貨「アメゴールド」「コイン」の履歴情報が第三者に閲覧された恐れがあるという。クレジットカード情報は同社システムでは保有していない。
同社は全ユーザーに対して、他社サービスと同一のID・パスワードを利用している場合は、パスワードを変更するよう呼び掛けている。
リスト型アカウントハッキングによる国内大手サービスへの不正ログインが相次いでおり、5月以降だけでも「はてな」「niconico」「mixi」「LINE」などが被害にあっている。
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