米Googleは6月24日(現地時間)、メガネ型ウェアラブル端末「Glass」のプロトタイプのメモリを従来の1Gバイトから2Gバイトに倍増すると発表した。
Googleが2012年4月にProject Glassを立ち上げて以来、ハードウェアをアップデートするのはこれで2回目だ。前回(2013年10月)はGlass Explorer(Glassのプロトタイプユーザー)の人数が限定されていたこともあり、既存ユーザーは無料で新モデルに交換できたが、今回は新規購入分のみが2Gバイト搭載になる。
Googleはもう2年以上プロトタイプでのテストを実施している。その成果として、Explorerからのフィードバックに基いて、バッテリーの持続時間を20%伸ばしたり、今回のメモリの増量といったハードウェアの改良やメガネフレームの追加、音声検索の速度向上やGoogle Nowカードの追加といったソフトウェアのアップデートが可能になったという。
同社はまた、新たに撮影用のファインダーを追加したことも発表した。「ok glass, show the viewfinder」と音声で命令することで画面の四隅に撮影範囲を示す枠が表示される。
25日から開催の年次開発者会議Google I/Oでは、開発者によるGlassware(Glass用アプリ)発表など3つのセッションが用意されている。
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