オンラインゲームのチート行為を初の立件 少年3人書類送検

[ITmedia]

　オンラインゲームでチートツールを使い、運営会社が意図しない動作を繰り返させることで業務を妨害したとして、神奈川県警は6月25日、少年3人を電子計算損壊等業務妨害の疑いで書類送検した。報道によると、オンラインゲームのチート行為を同容疑で立件するのは全国初という。

「サドンアタック」サイト上の告知

　ネクソンによると、同社が運営するオンラインFPS「サドンアタック」で、少年3人が共謀し、チートツールを使って同社が意図しない動作を繰り返させ、同社の業務に支障を生じさせ、業務を妨害した疑いがもたれている。

　同社は神奈川県警による捜査の当初から必要な情報や被害の内容を報告するなどし、立件に協力してきたという。チートツールの利用などは同容疑に問われる場合があるとして、チートなどの不正行為を行わないよう呼び掛けている。