世界のインターネットの平均接続速度は3.9Mbpsで、最も高いのは韓国の23.6Mbps、2位は日本の14.6Mbpsだった──。米Akamai Technologiesが6月29日(現地時間)、四半期ごとに発表している「インターネットの現状」の2014年第1四半期(1〜3月)版をリリース(リンク先はPDF)した。
Akamaiは4Mbps以上のネットワークを「ブロードバンド」と定義しており、来期には世界の平均接続速度がブロードバンドになると予測する。
韓国の高速化は前年同期比で145%向上、日本は29%だった。韓国は上位10カ国で前年より最も大幅に高速化した。韓国に次ぐのはアイルランド(47%)、次はフィンランド(37%)で日本はその次だった。
世界における高速ブロードバンド(10Mbps以上)の採用率は前年同期比で65%上昇し、21%に達した。採用率が最も高いのはやはり韓国で146%上昇の77%、2位は32%上昇した日本で54%だった。米国のブロードバンド採用率はまだ36%で世界で7位。
今回のリポートでは、「4K(フルハイビジョンの4倍の画質)準備状況」についての調査結果も記載されている。4K放送が視聴可能なのは15Mbps以上とし、その採用率を調査した。世界全体では前年比99%(約2倍)の11%で、1位はこれも韓国で272%上昇の60%、2位は52%上昇の日本で32%だった。
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