自転車専門店「サイクルベースあさひ」を展開するあさひは、ネットで注文した自転車を実店舗で受け取れるサービスを7月3日から本格的に展開する。ネットで選んで購入できる利便性と、店舗で調整やアフターケアを受けられる安心を両立させたサービスとして押し出していく。
ECサイトで扱う約2万台のうち、ロードバイクやクロスバイクなどスポーツタイプを含む約5000台が対象。24時間ネットで注文でき、全国300以上の店舗で送料なしの金額で受け取れる。受け取りの際、体に合わせた車体の調整や防犯登録、アフターケアも含めた相談などを対面でできるのが強みだ。
同社は2007年に自転車のネット販売をスタートし、現在国内最大級の規模になっているという。一方で「実車を見ずに買うのは不安」「ネットで買うと壊れた時に相談しにくい」などの声は根強いという。店舗受け取りはこれまでも可能だったが、サイトリニューアルでより一層押し出し、商品ページをスマートフォンに対応させるなどして同サービスを本格的に展開していく。
下田佳史社長は「プレ展開していた12年3月からの2年間の反響を見ても確実にニーズはあると確信している。ECと実店舗双方のメリットを生かした自転車の新たな買い方を、今回の本格展開を機により多くの人に選択肢として認識してもらえれば」と期待を寄せる。
CMキャラクターとして出演する、自身も自転車好きという堀北真希さんは「スマホを使ってたくさんの機種を選んでいるだけで楽しめる。お気に入りの自転車に出会えるチャンスがもっと増えるはず」と話した。
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