アイドルグループ「AKB48」に所属する高城亜樹さんのTwitterアカウントで合コンをほのめかすツイートが投稿され、本人が「私が書いていないことがつぶやかれている」と投稿を否定しいていた問題で、高城さんが所属するワタナベエンターテインメント取締役の大澤剛氏が7月3日、「パスワードを知る取引先社員が、本人に無断でログインしてツイートしていた」と、自身のGoogle+で明らかにした。
大澤氏によると、同社が調査した結果、高城さんアカウントのパスワードを知っている取引先社員が無断でログインしてツイートを投稿し、その後、削除していたことが判明したという。
この取引先社員は「2ちゃんねる」に書き込まれた誤情報に基づきツイートしたことを認めているという。大澤氏によるとツイート内容は「全くの事実無根」。高城さんは、ツイートに名前が挙がった男性とは「一切面識がない」としている。
この取引先は企業はワタナベエンターテインメントと高城さんに謝罪し、社員教育を徹底して再発防止すること、問題の社員を処分することを誓約したため、ワタナベエンターテインメントはこの会社と和解したという。
同社は、不正アクセス禁止法違反で高城さんから被害届を出すべく、警視庁・Twitterと協議を進めてきたが、警視庁から「被害届を提出できるのは不正アクセスの被害を受けたTwitterであり、高城さんではない」との見解を受け、またTwitterはこうした事案で被害届の提出はできないとしたため、見送ったという。
大澤氏は、高城さんが「本件では非常にショックを受けている」ため、「憶測に基づいてネット掲示板などにツイートの内容が事実であるかのような書き込みを行い、これ以上傷つけるようなことはご遠慮ください」と要請している。
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