米国のSNSで盛り上がっているALSサポート運動「Ice Bucket Challenge」に、IT企業のCEOや幹部が次々と参加し、TwitterやYouTubeで氷水を頭から浴びる動画を公開している。
昨日の記事で米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOの動画を紹介した後、米Microsoftのサティア・ナデラCEO、米Appleのマーケティング担当上級副社長のフィル・シラー氏、ザッカーバーグCEOから指名されたFacebookのシェリル・サンドバーグCOO(最高執行責任者)などが自ら動画を公開した(記事末に添付しました)。
Appleのティム・クックCEOはフィル・シラー氏から指名されており、自身のTwitterアカウントには動画を掲載していないが、第三者がInstagramにクック氏が氷水をかぶった瞬間の画像を掲載している。別のツイートによると、クック氏は米Walt Disney Companyのボブ・アイガーCEO、買収したBeatsのドクター・ドレ、アーティストのマイケル・フランティを指名したという。なお、ザッカーバーグCEOはMicrosoftの創業者、ビル・ゲイツ氏も指名したが、本稿執筆現在、同氏のTwitterアカウントにはまだ動画は投稿されていない。
【UPDATE】15日になってAppleの公式YouTubeページにティム・クックCEOの動画が公開された。また、ザッカーバーグCEOが指名したビル・ゲイツ氏と、ナデラCEOから指名された米Amazon.comのジェフ・ベゾスCEOも動画を公開したので、記事末に追加した。(ナデラCEOのもう1人の指名先である米Googleのラリー・ペイジCEOにはまだ動きがない。)
【UPDATE 2】15日にGoogleの共同創業者、ラリー・ペイジCEOとサーゲイ・ブリン氏も公式YouTubeで動画を公開したので、記事末に追加した。
「Ice Bucket Challenge」は、マサチューセッツ州在住の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者、ピート・フレイツ氏が7月29日に始めたALS Associationをサポートするキャンペーン。バケツの氷水を頭からかぶる動画をFacebookやTwitterなどのSNSで公開し、3人の名前を挙げてその3人に24時間以内に氷水を浴びる動画を公開するか、もしくはALS Associationに100ドル寄付するかというチャレンジを宣言するというルールだ。
ALS Associationによると、8月14日(現地時間)の時点で760万ドルの寄付が集まっているという。
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