台湾HTCは10月8日(現地時間)、ニューヨークで開催したメディアイベントで、ファインダーのない小型カメラ「RE」を発表した。11月にまずは米国で発売する。価格は199.99ドル。
9月24日に公開されたティーザー動画ではGoProのようなウェアラブルカメラのような映像が多用されていたが、REは手でシャッター(録画開始ボタン)を押すことを前提とした、手に馴染む潜望鏡のような形のカメラだった。ウェアラブルにするためのアクセサリーは別売。
背面にあるボタンを押すと写真の撮影、長押しすると動画の撮影ができる。Bluetoothでスマートフォンと接続し、スマートフォンのディスプレイをファインダー代わりに使うことが可能。AndroidおよびiOSアプリでREに保存した写真や動画をスマートフォンで閲覧することもできる。
カメラは1600万画素で、動画は1080p/30fps、RAMは256MバイトでmicroSDスロットを備える。バッテリーは820mAhで、1200枚の写真あるいは1時間40分のFHD動画の録画が可能としている。防水の保護等級はIPX7(一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない)。
将来的には撮影した写真や動画を直接クラウドに保存できるようにする計画という。
アクセサリとして、衣服や頭、自転車などにカメラを取り付けるためのアダプターやタイムラプス用スタンド、バッテリーなどが用意されている。
HTCは同日、セルフィー(自分撮り)に特化した新Android端末「Desire Eye」も発表した。こちらは10月に米国や主に新興国市場で発売される。
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