米Appleが9月、人気ロックバンド「U2」の新アルバム「Songs of Innocence」をiTunesユーザーに無料配信したところ、「欲しくもないのに勝手にダウンロードされた」などと苦情が殺到した問題について、U2のボノ10月15日、U2公式Facebookページに投稿した動画で謝罪した。
動画は、Facebookユーザーから寄せられた複数の質問や意見にU2が答えたもので、1人のユーザーから、「アルバムを自動でユーザーのiTunesのプレイリストに送りつけることは二度とやめてくれませんか? とても失礼です」という意見が投げかけられた。
ボノは、「おっと……それはごめんなさい」と謝罪した上で、「美しいアイデアを思いついて、調子に乗っていた。アーティストはそういう傾向がある。ちょっとした誇大妄想や、ほんの少しの気前のよさ、少しの自己宣伝、そして、数年間、人生を注ぎ込んだ音楽が聞いてもらえないかもしれないという大きな不安が。たくさんの雑音があり、我々はそれを乗り越えるために、自分自身も雑音になってしまったようだ」と話した。
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