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Snapchatに初の広告 ターゲティングはせず、24時間後には自然消滅

» 2014年10月20日 08時46分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 開封後数秒で消える動画メッセージングアプリSnapchatを手掛ける米Snapchatは10月17日(現地時間)、初のアプリ内広告を米国で掲載開始すると発表した。

 広告はアップデート一覧にランダムに表示され、タップすると普通のSnapchatの投稿と同様に再生した後消える。タップしなければ、24時間後にそのまま消滅する。「スナップやチャットなどのパーソナルなコミュニケーション内に広告を表示するような失礼なことはしない」という。

 また、FacebookやTwitterのようにユーザーのアクティビティに基いてターゲティングすることもないとしている。

 Snapchatは公式ブログで「多くのユーザーがなぜ広告を掲載するのか知りたいと思う。その答えはみんなの予想通り、金が必要だからだ」とし、この収入をSnapchatをよりすばらしいものにするために使うと約束した。

 Adweekなどの複数の米メディアによると、最初の広告は24日に米国で封切られるホラー映画「Ouija」の19秒のトレーラーという。Recent Updateの一覧に「Sponsored」と明示された投稿として表示される。

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