ITmedia NEWS > ネットの話題 >

ドワンゴが買収した「読書メーター」創設者が退任

» 2014年11月10日 18時11分 公開
[ITmedia]

 読書履歴管理サイト「読書メーター」を運営するトリスタがドワンゴに買収されたことに伴い、読書メーターを開発したトリスタ代表の赤星琢哉氏が10月31日付けで代表を退任し、辞任したと発表した。今後はアドバイザーとして、読書メーターに「少しだけ関わる」という。

 読書メーターは「もっとおもしろい小説が知りたい」と、赤星氏が2008年5月に開発。同年にトリスタを設立した。登録者数は47万人、月間訪問者数は890万人、月間ユニークユーザー数は465万人、月間ページビューは3900万、投稿された感想・レビュー数は1074万件に成長したという。

 赤星氏のブログによると、辞任は「私の希望によるもので、ドワンゴさんはそれを快諾してくれた」という。今後は「基本的にはノープラン」で、「次にすることをゆっくり探そうと思います」としている。若い人の起業やサービス運用の相談に乗ったり、投資などもしていきたいという。

 読書メーターの告知によると、サービスはドワンゴ買収後も「大きな方針転換はない」としている。また、「ドワンゴグループの一員になったことで、ネットワークインフラなどこれまで以上に安定したサービスになりそう」という。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.