ドワンゴとトヨタマーケティングジャパンは11月26日、本物の自動車を将棋の駒に見立てて動かす対局「電王戦×TOYOTA リアル車将棋」を来年2月8日に西武ドーム(埼玉県所沢市)で開催すると発表した。
西武ドームの場内に再現された巨大な将棋盤の上で「過去の名車」「現行車」それぞれ8車種を各駒に見立てて対局を進めていく。
駒を進めるのは10月の王座戦でタイトル争いを繰り広げた羽生善治名人と豊島将之七段。2人の指し手に合わせて、各陣営を担当するドライバーがドライビングテクニックを駆使して指定の位置に迅速に配置していく。
豊島七段が指揮する「現行車」チームの8車種は特設サイトのWeb投票で決定。「王将」は「クラウン アスリート」「ランドクルーザー」、「飛車」は「86」「マークX」「エスクァイア」、「歩兵」は「アクア」「ヴィッツ」「パッソ」――など各駒2〜4車種の候補から投票を募っている。ニコファーレ(東京・六本木)での発表の際、「王将は名前から言ってクラウンでしょ」「歩兵、どれもそれっぽい」「成るとどうなるの?」などニコ生コメントは大盛り上がりだった。
日本将棋連盟の谷川浩司会長は「連盟では絶対に出てこない発想で、アイデアだけでなくトヨタさんのノリのよさにも驚いている。『人間将棋』は全国各地でありますが、車だと動かすだけで大変……一体どうなるんでしょうか」と話していた。
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