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» 2015年01月06日 12時15分 公開

由来は「ホリエモンの囚人番号」 CM大量出稿で話題のトークアプリ「755」とは (2/3)

[岡田有花,ITmedia]

炎上しづらい仕組み 芸能人へのコメントは目視でチェックも

 755の最大の売りは、著名人と「やじコメ」を通じて会話できること。オフィシャルアカウントを持っている著名人は約750人おり、AKB48やE-girlsのメンバー、藤田社長、堀江氏、秋本康氏、エイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人CEO、幻冬舎の見城徹社長などが1人でトークを開設したり、友人とのグループトークを公開。「やじコメ」にも返信している。

画像 トークタイトル直下の「ウォッチ」数は、ページビュー(PV)と同等の概念。同じ人が複数回アクセスしてもカウントが増える。トークの右側の拍手マークは何回でもタップして投票できる

 サイバーエージェントによると、755に参加している著名人に報酬などは支払っていないという。著名人が自発的に利用する背景には、堀江氏や藤田氏の人脈、アプリの使い勝手の良さ、「ウォッチ数」(トークのページビュー)、「拍手」(トークに投票できる機能)などで反響が実感しやすいことに加え、“炎上”しにくい仕組みがあるようだ。

 著名人のトークにぶしつけな「やじコメ」が寄せられても、返信しない限りトーク画面に表示されないため、トークが荒らされる心配がない。やじコメ同士の返信機能もないため、コメント欄で閲覧者同士の言い争いも起きにくい。加えて、芸能人への「やじコメ」は「全部手動でフィルタしている」と堀江氏がトークで明かしており、万全の炎上対策が採られているようだ。

 同アプリは当初、アプリストアの説明文などで「芸能人・有名人の返信率92%以上!」とアピールしており、「返信率の表示が実態と比べて高すぎるのでは」と指摘されていた。運営元・7gogo(サイバーエージェントと堀江氏が設立した企業「SNS」が折半出資で設立)の森正樹社長によると、この文言は「755を利用する芸能人・有名人のうち92%が返信を行うことでユーザーとコミュニケーションを取っている」という意味。森社長は「誤解を招く表現」と認め、ストアの文言などを修正を進めている。

著名人でなくても

画像

 著名人以外の一般ユーザーのトークにも面白いものがある。「プログラマがなんでも質問に応える部屋」など専門職のユーザーが開設しているQ&Aトークや、中学生が自作イラストを淡々とアップするトーク、「焼きみかん」が好きな人がそのおいしさや作り方をひたすら語るトークなど、テーマは多種多様だ。

 ただ、一般ユーザーのトークで最も多いのは、「暇だから話そう」など、暇つぶしに交流できる相手を募集するもの。顔写真やセクシーな画像などをプロフィールに掲載している若い女性が人気を集めている様子で、「ツイキャス」に近い印象だ。

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