ワコムは1月6日、液晶ペンタブレットの新モデル「Cintiq 27QHD」「Cintiq 27QHD touch」とWindows 8.1を搭載したクリエイター向けタブレット「Cintiq Companion 2」を発表した。既存機種を高解像度化し、プロフェッショナルニーズに対応する。
「Cintiq 27QHD」は同シリーズ最大となる27インチWQHD(2560×1440ピクセル)ディスプレイで2K相当に高解像度化。これまで本体左右に付いていたファンクションキーは着脱できるリモコン型になり、利き手や作業スタイルに合わせて自由に移動できる。付属のデジタルペンは従来通り2048段階の筆圧感知機能に対応する。
最大表示色は10億7374万色、Adobe RGBカバー率97%と、アニメやゲーム、映画やCG制作など、プロフェッショナルの現場でのニーズを見据えて開発したという。直販価格はタッチ機能ありが31万8000円(税別)、タッチ機能なしが26万8000円。
Windows 8.1を搭載する「Cintiq Companion 2」は、タブレットとして単独で制作に使えるほか、PCに接続して液晶タブレットとしても利用できる。13.3インチWQHDディスプレイは2560×1440ピクセルと、従来機種に比べ高解像度化。搭載CPUやストレージ、メモリの異なる3モデル、Value(64GバイトSSD)、Standard(128GバイトSSD)、Premium(256GバイトSSD)を2月に発売し、3月には上位機種Enhanced(512GバイトSSD)と法人向け機種を発売する予定だ。価格は未定。
発売に先駆け、ワコムの東京支社や大阪営業所(1月10日)、「COMIC CITY 大阪」(1月11日)、「ワンダーフェスティバル2015」(2月8日)、「CP+2015」(2月12〜15日)で新製品体験会を行う。
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