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モンスターマシン「VAIO Z」復活 クリエイター向け「VAIO Z Canvas」も発売決定

» 2015年02月16日 15時14分 公開
[ITmedia]

 VAIOは2月16日、ノートPCの新製品「VAIO Z」の受注を始めた。クリエイター向けに特化した「VAIO Z Canvas」も5月に発売する予定だ。(詳細記事:「薄く・軽く」ではない――新「VAIO Z」が開拓する市場 “究極の道具”でタブレットと差別化

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 VAIO Z(VJZ13A)の上位構成はCore i7-5557U/3.1GHzと16Gバイトオンボードメモリ、PCIeインタフェース採用の512GバイトSSD、13.3インチ2560×1440ピクセル液晶ディスプレイを搭載。OSはWindows 8.1 Pro Update 64 ビット。標準バッテリーで15.5時間の長時間駆動が可能だ。

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 本体は厚さ約16.8ミリ、重さ約1.34キロのアルミと宇dカーボンによる高剛性ボディ。独自開発の「マルチフリップ機構」を採用し、クラムシェル形状での使い勝手をそこなうことなくタブレットPCとして利用できるという。

 背面にはドキュメントスキャン用に800万画素CMOSセンサーも搭載、その場で資料やホワイトボードなどをデジタル化して共有できる。

 ペンによる紙に近い描画体験を追求し、ペン先の触れた位置と、実際に線が描画される位置の誤差を低減するために、液晶とガラスの間に特殊な光学樹脂を充填。221dpiの高精細液晶ディスプレイにより、「描画線の太さのみならず、線の持つ表情までを表現する」という。

 製造は安曇野工場で行う。価格は最小構成時で19万円(税別)から。

photo VAIO Z Canvas

 「VAIO Z Canvas」は「VAIO Prototype Tablet PC」として試作機を公開していたモデルで、クリエイターがプロレベルの作業を行えるようにすることを目指す。スタンド寄稿やワイヤレスキーボード、滑らかなペン入力、Adobe RGBを95%カバーする独自開発の液晶ディスプレイなどを備えるという。

 VAIO Z Canvasは5月の発売を目指す。実売予想価格は20万円台後半から。

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