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UPSのユタカ電機製作所が民事再生 営業は継続

» 2015年02月26日 18時41分 公開
[ITmedia]

 帝国データバンクによると、無停電電源装置(UPS)など電源関連機器メーカー、ユタカ電機製作所が2月23日に東京地裁から民事再生手続き開始決定を受けた。負債総額は昨年3月末時点で約42億6800万円。同社によると、製品の製造・出荷に問題は生じておらず、安定的に商品供給はできるとして、営業を継続しながら再生手続きを進めるという。

 1946年創業。小型UPSなどの電源関連機器で知られ、ピーク時の2001年3月期には売上高128億円を計上。だが景気低迷でエンドユーザーの設備投資が減退したこともあり、14年3月期の売上高は55億円に落ち込んでいた。

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