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「武運を信じ、いざ深宇宙動力航行に挑まん」 「はやぶさ2」小惑星に向け航行開始

» 2015年03月03日 18時38分 公開
[ITmedia]

 「武運を信じ、いざ深宇宙動力航行に挑まん」――宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月3日、小惑星探査機「はやぶさ2」の初期機能確認が2日に終了したと発表した。3日から小惑星「1999 JU3」に向けた航行段階(巡航フェーズ)に移行。今年11〜12月の地球スイングバイに向け、運用を行う。


画像 地球から見た「はやぶさ2」の方向
画像 「はやぶさ2」と地球、太陽、小惑星1999 JU3 の位置関係(概略図)

 はやぶさ2は地球から約3億キロの彼方にある小惑星「1999 JU3」の探査を目的に昨年12月3日に打ち上げられた。3月3日午後2時現在、地球から3590万キロの位置を秒速27.36キロで進んでおり、探査機は「正常」な状態という。

 11〜12月の地球スイングバイまでの間に、イオンエンジン2台による運転を2回に分けて合計約600時間(約25日間)行い、航行速度の増速(60メートル/秒)を計画。まず3月3日からイオンエンジンの連続運転時間を徐々に増やし、3月中に約400時間の運転を行う。2回目の連続運転は6月上旬ごろに予定している。

 はやぶさ2の國中均プロジェクトマネージャは巡航フェーズへの移行に当たり、「全ての関係者の皆さまに感謝申し上げるとともに、運用に携わるメンバー全員、改めて気を引き締めて臨んでまいります。その気持ちを次の言葉に込めたいと思います。『武運を信じ、いざ深宇宙動力航行に挑まん。両舷前進強速。進路、地球スイングバイ回廊。』」とコメントを寄せている。

画像 ミッションスケジュール

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