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「トワイライトエクスプレス」臨時列車として復活 旅行会社専用の団体列車

» 2015年03月24日 16時47分 公開
[ITmedia]

 JR西日本は3月23日、定期運転が12日に終了した寝台特急「トワイライトエクスプレス」を、旅行会社専用団体臨時列車として西日本各地で5月から運転すると発表した。まずは、琵琶湖や明石海峡、瀬戸内海などが車窓から楽しめる1泊2日のコースを提供する。

画像 トワイライトエクスプレスの編成

 客室は人気の高かった「スイート」「ロイヤル」のみとし、食堂車、サロンカーも組み合わせた定員を40人の特別感のある列車に編成。車内サービスは、これまでのフランス料理などの食事をグレードアップし、著名なパン職人やパティシエがプロデュースしたオリジナルのパンやデザートも用意する。地域共生につながる取り組みとして、車内や停車時での地元特産品の販売や伝統芸能の実演なども検討する。

 5〜6月は、1泊2日の「山陽コース」を月6回運転。下りは大阪駅から琵琶湖を経由して下関に、上りは下関から琵琶湖経由して京都駅に到着する便で、琵琶湖や明石海峡、瀬戸内海などが楽しめる。7月からは山陽コースに加え、米子・下関を通る山陰本線のコースの設定を予定している。

 臨時列車を通じ、車窓や食事など“トワイライトの良さ”を、2017年春に運行開始を予定している新型車両「トワイライトエクスプレス 瑞風(みずかぜ)」に引き継ぐとしている。

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