米Googleの社内ベンチャー・Niantic Labsは3月25日、スマートフォン向け位置情報ゲーム「Ingress」をアップデートし、日本語ユーザーインタフェースを利用できるようにした。Ingressのダウンロード数は日本が世界2位と多く、国内向け対応を強化する考えだ。
新バージョン「1.73」でメニューなどを日本語化した。言語は選択可能で、英語版を利用したいユーザーはアップデート後も英語版を選べる。
Ingressはスマートフォンの位置情報機能と拡張現実(AR)を利用した“陣取りゲーム”アプリ。日本では岩手県や横須賀市が観光客の誘致に活用したり、マップ上に絵を描く「Ingressアート」といった動きなど、ほかの国では見られない独自の活動が展開されているのが特徴だ。
日本でのアクティビティの高まりを受け、Niantic Labsは今後も日本向け公式イベントや日本語でのサポート対応を強化するとしている。
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