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西武池袋線上空に地上18階の新ビル 西武鉄道旧本社ビル建て替え、19年春開業

» 2015年03月25日 18時29分 公開
[ITmedia]
photo 完成イメージ(明治通り方面から)

 西武ホールディングスは3月25日、東京・池袋の旧本社ビル建て替え計画を発表した。西武池袋駅にほぼ隣接する一帯に、西武池袋線をまたぐ形で地上18階の賃貸オフィスビルを建設。商業施設も入居し、2019年春の開業を目指す。

 豊島区南池袋1丁目の旧本社ビルと線路上空、線路西側の用地を活用した約5530平方メートルの敷地に、地下2階・地上18階(高さ99.98メートル)、延べ約5万平方メートルのビルを建設。低層部は商業施設が入り、総貸室面積では池袋エリアでトップクラスになるという。今年7月の着工を予定し、総事業費は約380億円。

photo 新ビル周辺。豊島区が構想中の東西デッキができれば、池袋駅から南池袋方面への歩行者ネットワークが強化できるという
photo 西武池袋線の上空に建設。非常電源の整備など、BCPにも配慮するという

 西武池袋駅も2012年5月の100周年を機に、全面リニューアル工事を進めており、新たなランドマークとなる新ビルの開業で池袋の活性化を図るとしている。

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