インターネットイニシアティブ(IIJ)が2段階認証用ワンタイムパスワード管理アプリ「IIJ SmartKey」(iOS/Android)をリリースした。利用は無料。
2段階認証とは、インターネットバンキングやECサイト、SNSなどにログインする際、通常のID/パスワードに加えて、一定時間内で更新されるワンタイムパスワードを利用することでセキュリティを強化する手法。
「IIJ SmartKey」を通して管理すると、パスワードが流出してもスマートフォンが手元にないとログインできないため、なりすましや不正ログインを防げるという。
任意のサービスの2段階認証の設定で、QRコードの読み取りや認証コードを使って同アプリとひも付ける。次回ログイン時より、同アプリが逐次発行する6けた/8けたのワンタイムパスワードを使う仕組みだ。
対応サービスは、Googleアカウント、Facebook、Dropbox、Amazon Web Servicesなど。TOTP規格に準拠したサービスは基本的に利用できる。アプリ内で複数のサービスを一元管理できるのも特徴だ。
第3者による不正操作を防ぐため、アプリ起動時にはTouch IDかパスコードによる認証が必要。機種変更など別端末に移行する時は、設定情報をQRコードでエクスポートできる。
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