米Appleは2月12日(現地時間)、2013年3月に開始したApple IDの二段階認証プロセス(Appleは「2ステップ確認」と呼ぶ)を、メッセージングサービス「iMessage」および動画チャットサービス「FaceTime」にも導入した。
二段階認証プロセスをオプションで追加すると、アカウントにログインする際、パスワードに加えてAppleからSMSで送られてくる4桁の数字を入力しないとログインできなくなるため、第三者によるアカウントの乗っ取りが従来より困難になり、安全性が高まる。
これまで、iOS端末でのiTunes、App Store、iBookstoreでのショッピング、iCloudへのサインイン、Apple ID関連の問い合わせの際にこのプロセスを経由できるようになっていた。
2ステップ確認を設定しているユーザーは、iMessageやFaceTimeからログアウトして再度ログインしようとしたり、別の端末からログインしようとすると、4桁のコードの入力を求められるようになる。
2ステップ確認の設定については日本語のサポートページを参照のこと。本稿執筆現在、このページではiMessageとFaceTimeへの対応についてはまだ触れられていない。
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