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Microsoft、次期「Windows Server」の「Hyper-Vコンテナ」と「Nano Server」を発表

» 2015年04月09日 11時55分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは4月8日(現地時間)、サーバOS「Windows Server」の次期版に搭載するコンテナ技術「Hyper-V Container」とコンパクトなサーバ「Nano Server」を発表した。

 Hyper-V Containerは、Hyper-V仮想化技術に基づく新しいコンテナオプション。Microsoftは昨年10月、米DockerのDockerエンジンで管理できるWindowsとLinuxのコンテナを発表している。Hyper-V ContainerもDockerで管理できるコンテナ。Windows Server Containerと同じ管理ツールで展開でき、Windows Server Container向けに開発したアプリをそのまま展開できる。

 container

 Nano Serverは、コンテナを含むクラウドに最適化されたWindows Serverの最小限のインストールオプション。Hyper-V、クラスタリング、ネットワークなどの最小限の機能を持ち、リモートで管理する。VHDサイズはWindows Serverより93%小さく、リブートは80%少ないという。

 次期Windows Serverは2016年中にリリースされる見込みだ。次期Windows Serverについては今月末に開催の「Build 2015」でさらに詳しい説明があるだろう。

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