国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて物資補給船を打ち上げた「ファルコン9」ロケットが、回収・再利用を目指し垂直着水を試みたものの爆発した様子を米SpaceXが動画で公開した。
ファルコン9は物資補給船「ドラゴン」を搭載して4月14日、米ケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。ドラゴンは宇宙専用エスプレッソマシンなどを搭載し、4月17日にISSとドッキングする予定だ。
SpaceXは、ファルコン9を回収・再利用することで宇宙輸送コストの削減を目指している。動画では、1段目ロケットが噴射しながら大西洋上に降下し、ランディングギアを展開しつつ回収船に向かって垂直に着水したものの、倒れて爆発した様子がとらえられている。
ファルコン9は2013年からランディング実験を実施しているが、これまで完全には成功していない。
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