米Microsoftがクラウドベースの機械学習ツール「Azure ML」やビジネス分析ツール「PowerBI」のデモのために公開した顔写真から年齢と性別を判定するWebページ「How-Old.net」が人気だ。
写真を選ぶと、その写真に写っている顔を認識し、性別と年齢を表示するというものだ。
このページは、同社が開催中の年次開発者会議「Build 2015」の2日目の基調講演で紹介された。情報管理および機械学習担当副社長のジョセフ・シロシュ氏がAzureによるビッグデータ解析のデモの中でこのサイトを紹介し、「みなさんもご自分の写真をスマートフォンやPCからアップロードして試してみてください。特にこの基調講演をご自宅で見ている方は」と語った数秒後、スクリーンに表示されたリアルタイムダッシュボードのアクセス数のグラフが急角度で伸びた。
このサービスは、「Azure Marketplace」の顔認識API、PowerBI、Azure Stream Analyticsを使って構築したという(詳細はこちらのブログ)。
当初、人々が自分の顔写真を気軽にアップロードするとは思わずにサンプルを用意し、またWeb上の画像を検索して試せるツールも用意したが、結果的には多数の新たな顔写真がアップロードされたという。
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